上顎骨分節骨切り術は、上顎前突症、すなわち出っ歯を解消します。
上顎前突症は、上顎が発達していることにより、下顎よりも上顎が前方に出てしまっている状態をさします。
上顎骨分節骨切り術のフローは、まず口腔内の上の歯の前部分を切開して、上の左右第1小臼歯の抜歯をします。
次に歯茎の骨を切り取って、その骨を後方に移動させて(奥に引っ込ませて)、チタン製固定プレート、あるいは金属ワイヤー等で固定することによって、上顎前突症(出っ歯)を解消します。
つまり、上顎骨分節骨切り術は、左右の奥歯を抜歯して、顎骨を切除することによって、歯全体を後退させる(奥に引っ込める)仕組みとなっています。
上顎骨分節骨切り術は、歯列矯正等と同時にすることもありますが、歯列矯正では対応できない重度の上顎前突症(出っ歯)には、歯列矯正よりも上顎骨分節骨切り術の方が最適な手術法です。
また、歯列矯正と比較すると、かなりの短期間で上顎前突症(出っ歯)を解消することができます。
■上顎骨分節骨切り術のメリット
上顎が後方に引っ込むことにより、正面だけでなく、横顔も綺麗に調整される
数年もかかる歯列矯正よりも、数時間で上顎前突症(出っ歯)を解消
■上顎骨分節骨切り術のデメリット
上口唇が薄くなり、他人への顔の印象が大きく変わってしまう場合あり
鼻翼幅が広がってしまう場合あり
■上顎骨分節骨切り術のリスク等
上顎骨分節骨切り術をした後しばらくの間は、抜歯した歯の前後を、ワイヤーで固定する必要が生じます。
そのワイヤー固定の調整がうまくいかない場合は、歯間に痛みが突発することがあります。
その場合は、再度ワイヤー固定を調整し直すこともできますが、それでも痛みが生じる際は、約1年かけて、固定を慣らしていきます。
また、抜歯をした箇所が目立ってしまうので、別途に歯列矯正が必要となります。
上顎を後方に引っ込めるためには、小鼻や鼻の穴が大きくなったり、変形したり、といった場合もありえます。
そうした状態は、鼻翼縮小施術をすることによって、解消されることもありえます。
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セットバックとは、一部の美容整形クリニックで行われている輪郭形成術で、上顎骨分節術とも、下顎骨分節術ともいわれ、顎骨の一部を切断し、適切な位置で顎骨を固定します。
■セットバックのメリット
顔の腫れが比較的少ない
美容整形クリニック側に高度技術を必要としない
簡素な医療施設でも施術可能
セットバックは、顔の腫れ等が比較的少なく、美容整形クリニック側にとっては、施術リスクが少ないため、一部の美容整形クリニックでもてはやされていますが、このセットバックには以下のようなデメリットがあります。
セットバックのデメリット
健康な歯の抜歯
歯列矯正が必要
顎骨の移動距離が短い
Lefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術や下顎枝矢状分割に比べ、不自然な仕上がり
セットバックのデメリットは、悪くもない健康な歯を、美容目的で簡単に抜歯してしまうことです。
輪郭形成術には、セットバックの他にも良い手術法があります。
セットバックの代わりとなる輪郭形成術は、上顎骨の場合であれば、Lefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術、下顎骨の場合であれば、下顎枝矢状分割術があります。
これらの手術法は、セットバックのように歯列骨を部分的に調えるのではなくて、歯列全体を顎骨ごと移動させることができるので、セットバックに比べて、遥かに自然な美容的仕上がりを形成することができます。
セットバックの代わりとなる輪郭形成術で、最もベストな手法が、Lefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術や、下顎枝矢状分割術であるのを知っておくと良いかと思われます。
しかし残念なことに、Lefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術や下顎枝矢状分割術の手術ができる美容整形クリニックは、あまたある美容整形クリニックの中でも、ほんの一握りしか存在しません。
美容整形クリニックの専門医でも、極少数の医師しかLefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り術や下顎枝矢状分割術をすることができないのです。
それゆえに、大抵の美容整形クリニックの医師は、プロテーゼを入れてごまかしたり、セットバックをしたりといった対応になるのです。
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■下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)
下顎枝を矢状方向に分割し下顎を後方奥に後退させる(引っ込める)美容整形手術です。
下顎骨を左右上下、自由な位置に移動させることが可能で、分割した骨片同士の接触面積が広くとれ、骨の治療にメリットがありますが、その施術をする上で、かなりの高度な技量を必要とし、また下歯槽神経が下顎骨の外側に通っている場合は、この神経を誤って損傷させてしまうリスクが高いのが短所とかつてはされてきました。
現在は、3D CTスキャンや精密な骨モデルにより、下歯槽神経管(下歯槽神経の通っている下顎骨の中の管)の位置を特定でき、下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)をする前に、模擬手術(シミュレーション)をして、確認できるので、下歯槽神経を損傷させてしまうリスクは回避できるようになりました。
■下顎枝垂直骨切り術(IVRO)
下歯槽管(下歯槽神経の通っている管)が下顎骨の外側に通り、下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)をすると、下歯槽神経を損傷させてしまうリスクが高い場合は、この下顎枝垂直骨切り術(IVRO)によって、下顎骨の後退(奥に引っ込めること)をします。
下顎枝垂直骨切り術(IVRO)は、下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)に比べて、簡単な手術法で、前述した下歯槽神経の損傷を少なくできる等のメリットがあります。
しかし、切り離された骨片同士をしっかりと固定プレートやワイヤー等で留めないため、骨切りした切断面と後退させた骨が重なって、横に張り出してしまい、下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)のような下顎の幅を小さくすることはできません。
その上、長期(4~5週間)に渡る顎間固定を必要とするので、下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)に比べ、長いダウンタイムを要するというデメリットがあります。
■Kole法
下顎前歯部(左右の犬歯間)を下顎骨体から切り離し、後方移動(セットバック)、前方移動、挙上、低下させることが可能な美容整形手術です。
Wassmund法と同じように、簡単な手術法で、臼歯部(奥歯)の噛み合わせが変化しないため、一般的な美容整形外科で使われることの多い美容整形手術ですが、下顎枝矢状分割骨切り(SSRO)や下顎枝垂直骨切り術(IVRO)のような、下顎骨全体を前方だったり、後方だったりといった、適切な噛み合わせになる位置への移動はできません。
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「一言でエラ削りといっても、ただエラを削るだけでは、目に見えてわかるような輪郭の変化はないようで、顎の両サイド全体を削って、さらに顔の内側も少々削らないと、綺麗な輪郭にはならないとのこと」
「安いエラ削り料金の美容整形クリニックだと、エラの角部分の骨しか削らなかったりする」
「約3年前にタイで、エラ削り~顎削りをしました。エラ削り~顎削りをする前は、長四角の輪郭だったけれど、現在は(顔は似てないけれど)沢尻エリカのような顔の輪郭になったので、大満足、でも、いまだに忘れられないのが、エラ削り~顎削りをした後の、ものすごい顔の腫れ。例えていうと、普通の顔の人が、いきなりお相撲さんみたいな顔になっちゃう感じ。頭にストッキングをかぶって、上に引っ張ったようなね」
「もちろん、エラ削りをした後の、顔の腫れ方には個人差がありますが、それはもうすごい顔が腫れると思って、エラ削りに臨んだ方がいいです」
「全身麻酔だから、死ぬ確率はゼロでないよね。エラ削りの失敗は、エラ角が全くなくなってしまったり、エラ周辺に段差がついてしまったり、皮膚の弛みが出てきてしまったり、ピリピリした痺れや麻痺の後遺症が残ったり、顔が左右非対称になってしまったり、と様々」
「私はポッチャリ顔なので、エラ削りをした後は、メッチャ顔が腫れました!ほっぺに飴玉を含んでいるみたいになって、2週間はパンパンでした!会社ではずっとマスクをしてました。完全に顔の腫れがひくまでには3ヵ月はかかりましたよ!骨を削ったから、仕方がないですね。顔の腫れには個人差あるとは思いますけど。あと、ふっくら顔の人ならば、皮膚は弛みますので」
「顔が長かった私は、顔の長さばかりを気にしていましたが、エラ削りをして、顔の雰囲気がかなり変わりました。エラはかなり顔のパーツとして重要なんだなと」
「全身麻酔だから、死ぬ確率はゼロでないよね。エラ削りの失敗は、エラ角が全くなくなってしまったり、エラ周辺に段差がついてしまったり、皮膚の弛みが出てきてしまったり、ピリピリした痺れや麻痺の後遺症が残ったり、顔が左右非対称になってしまったり、と様々」
「私はポッチャリ顔なので、エラ削りをした後は、メッチャ顔が腫れました!ほっぺに飴玉を含んでいるみたいになって、2週間はパンパンでした!会社ではずっとマスクをしてました。完全に顔の腫れがひくまでには3ヵ月はかかりましたよ!骨を削ったから、仕方がないですね。顔の腫れには個人差あるとは思いますけど。あと、ふっくら顔の人ならば、皮膚は弛みますので」
「顔が長かった私は、顔の長さばかりを気にしていましたが、エラ削りをして、顔の雰囲気がかなり変わりました。エラはかなり顔のパーツとして重要なんだなと」
「エラ削りをした人は、みんな思うだろうけど、このエラ削りはかなりつらいよ、約3日間は、口に食べ物を入れてもほとんどこぼすし、しっかりと発音できないし、通常生活ができないから、悲しい思いをするよ。そんな思いをしてる時に、海外でエラ削りをしたりするのは、よけいに大変なつらい思いをすると思うけどな」
「昔は咬筋切除もしていたが、そこには顔面神経が通っているのもあって、高い施術リスクがあるから、現在はどの美容整形クリニックでも、咬筋切除をしていないはずだよ、と美容整形クリニックの医師からいわれました」
△上記文章はユーザー個々の投稿です